雪舟窯が紡ぐ、土で描く風景

コーヒーカップや飯椀、湯呑みや花器。 日常のちょっとした時間と空間を鮮やかにする器たち。 石見の空に想いを馳せてみませんか。 室町時代、水墨画作家として、禅僧として活動した雪舟。 小僧の頃に涙でネズミを描いたという逸話で知られています。 後に山水画を中心とした水墨画は国宝に指定され、 侘び寂びの心を表した禅寺の庭園は今なお多くの人に愛されています。 雪舟窯の器は、そんな雪舟の世界観を陶土で表現。 茶道具、花器のみならずマグカップや小鉢、飯碗など毎日の食卓を彩る食器を自房の窯で焼いて作成し展示販売しています。 「雲模様」は雪舟窯の伝統的な技法で、ふたつと同じ模様はないそのディティールから季節や気候に思いを馳せてください。 石見焼きの素朴さと、雪舟が描く世界観、職人の技術を併せ持つ器の数々をお楽しみください。